7月の終わりに、
弊社が扱っているイオンソースを作っている、
米国・General Plasma Inc(GPI社)へ行ってきました。
GPI社はアリゾナ州・ツーソンという街にあります。
今回はあまり馴染みのない、
アリゾナ州・ツーソンの事をお話ししたいと思います。
あれは人?…サボテンだ!!!
ツーソンという街は、
アリゾナ州の南部に位置しておりメキシコ国境までは100キロ位です。
メキシコに近いため、街中あちらこちらにサボテンが生えています。
ハイウェイの脇はもう砂漠で、砂漠にはサボテンが点々と生えています。
せっかくなので、週末にサボテンの林へドライブに行ってきました。
皆さん、サボテンの林を想像できますか?
「林」というと大木が生い茂って、木陰をつくり、
林の中は涼しいイメージですよね。
でもサボテンは葉っぱが生い茂る事はありません。
だから木陰も出来ません。
林といっても、灼熱の砂漠の中に多数のサボテンが点々と生えている
灼熱の林です。
サボテンが密集して生えている砂漠の一部を国立公園として開放していて、
サボテン林の中を車で廻れる様になっています。
国立公園の事務所では「水」を持参しているか聞かれます。
確かに、万一車が故障して救援が必要になった時に水が無いと、命に関わりそうな感じがしました。
サボテンというのは、遠くから見ると、だんだん人の形に似て見えてきます。
アメリカの漫画では、サボテンを擬人化する事があった様に思いますが、その気持ちがよく理解出来ました。
ずっと眺めていると、サボテンが大勢の人影に見えてきて、妙に親近感が湧いてサボテンが愛おしく思えてきます。
ついでに足を伸ばしてメキシコとの国境までは行きましたが、レンタカーの保険が効かないので車では入れません。
徒歩なら入れますが、治安が不安なので止めておきました…
後で米国の友人に聞いたら、彼らでさえもあまり徒歩では入らないそうでした。
有名な観光地なら別ですが、
国境の田舎町にスペイン語も出来ない日本人が徒歩でフラフラ入っていったらカモにされていたかもしれませんね。
もちろんそんなことはなく、無事にホテルまで戻ってきてディナーはメキシカン、酒はテキーラ!
でもテキーラは強すぎるので控えめにしておきました。
…が、控えめに飲んでいたテキーラがまわってくると、街中のサボテンはより一層人影に見えてきたのでした。