エンタープライズハーネスVer11以前は経路セグメントのプロパティを変更してチューブ追加していましたが、
Ver12ではバンドのようにチューブ作成ダイアログが装備され、経路上で自由に追加できるようになりました。
これによってコネクタからの距離を指定して配置したり、指定幅でチューブを追加できるようになりました。
また複数チューブを重ねて配置する表現にも対応できるようになっています。

チューブの完全リニューアルに伴い、エンタープライズハーネスVer11以前で作成した
チューブが含まれるデータを開くと自動的に新しいチューブに変換されるようになっています。
変換されたチューブはバンドと同様に経路リストで所属する経路のツリーに表示されます。
詳細については下記リリースノートをご参照ください。

■エンタープライズハーネスVer12.10リリースノート
　5.1　チューブ機能強化
　5.2　旧チューブの変換
　5.3　チューブの相対経路長の維持

その2　ケーブルプロパティでスプールを確認・変更できるようになりました

エンタープライズハーネスVer11ではケーブルを追加する時のみスプールライブラリの表示・指定が可能でしたが
Ver12からは配線済のケーブルについてもケーブルプロパティで使用中のスプールライブラリの確認と変更が
できるようになりました。

これにより配線済のケーブルを変更する際に削除して追加し直す作業が不要になります。
またスプールライブラリから選択して変更できるのでケーブルプロパティの手動変更による
設計ミスを予防することが可能です。
詳細については下記リリースノートをご参照ください。

■エンタープライズハーネスVer12.10リリースノート
　4.10　スプールライブラリ情報の表示・変更機能

その3　チューブとバンドを検索できるようになりました

------------------≪　注意　≫-----------------------
エンタープライズハーネスVer12はマイナーバージョンアップにより最新版が「Ver12.20」になっています。
本機能はVer12.20で追加された機能になります。
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エンタープライズハーネスVer11以前では検索できる対象が「部品リスト」に限定されており
経路リストにのみ表示されるバンドやチューブを検索することができませんでした。
Ver12では検索対象を「経路リスト（バンド）」、または「経路リスト（チューブ）」にすることで
経路リストのバンドとチューブが検索可能になりました。

バンドの検索

これにより今までは経路リストで手動でツリーを展開する、あるいは3D画面で選択しないと
確認できなかったバンドやチューブをまとめて検索することが可能です。
詳細については下記リリースノートもご参照ください。

■エンタープライズハーネスVer12.20リリースノート
　4.2　検索機能強化

いかがでしたでしょうか。
ごくごくさらっとの紹介になってしまいましたが気になった方はぜひリリースノート※をご覧ください。
各機能の説明の後ろに該当の章番号を記載しておりますのでご参考ください。
さらに詳しく知りたい！という場合は営業またはサポートまでお気軽にご連絡ください、お待ちしております。

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