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散歩路 ~外濠公園~

2019.07.01(Mon)

その他
はじめに

皆様、こんにちは。
すっきりしない天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、ちょっと憂鬱な梅雨時期の気分転換になればと出勤前に散歩に行ってきました!



スタートは市ヶ谷駅です。
四ツ谷から飯田橋にかけて整備されている外濠公園遊歩道を飯田橋駅まで歩いてみました!



遊歩道を歩き始めて直ぐに釣堀が見れます。
ドラマの撮影などでも使用されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
営業時間前なのでひっそりしてますね。



遊具もありましたが、朝早めの時間の為か遊んでいる子はいませんでした。



お濠と線路を横目に緑の中を歩きます。



所々に花が咲いてて、ベンチもありのんびり散歩できます。
白い花はいい香りがしました!



外濠公園は桜の名所として有名ですが、緑のトンネルも爽やかで違った味わいがあります!



運が良ければ野鳥も見られるみたいですが、残念ながらこの日はお目に掛れませんでした。



お濠に関するプレートがありましたので、外濠公園について簡単に調べてみました。
「外濠」と名前が付いている通り、この公園はかつての江戸城を取り囲んでいた外側の濠の内、西側部分「牛込濠、新見附濠、市ヶ谷濠」の濠の跡や堤を利用して整備されたそうです。
かつては敵の進入を防いでいた外濠が憩いの場に生まれ変わったんですね。



濠の水を横切って掛っている橋は「新見附橋」です。
ここは外濠の牛込橋と市ヶ谷橋の中間点を埋め立てて橋が造られたそうです。



更に歩いてを進んでいくと、遊歩道の脇に灯篭のようなものを発見。特に説明などは無いですが、なんだか歴史を感じます。



電車に追い抜かれながら、さらに先に進みます。



遊歩道の終点に到着しました!
そのままJR飯田橋駅方面に向かいます。

現在JR飯田橋駅はホームの移設が行なわれていますが、旧西口駅舎から直ぐのところに蔦に覆われた石垣があります。



街中にドーンと存在しているこちらは、「牛込見附跡」です。
「見附」とは敵の進入を発見し、進入を防ぐ役割を持った見張り台で、
江戸時代の牛込見附は「上州道」の出口といった交通の拠点でもあったそうです。
明治35年に石垣の大部分が撤去されましたが、その一部を見る事が出来ます。



牛込見附跡の脇には「牛込橋」もあります。
最初の橋が造られたのは寛永十三年、その後の災害や老朽化によって何度も架け替えられており、今の橋は平成八年に完成したものだそうです。


おわりに

今回の散策は終了となります。
いかがでしたでしょうか?

梅雨の晴れ間、、、とはいかず曇り空の下での散歩になりましたが
皆様にも、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

今後も弊社の周辺情報をお知らせしていきたいと思っておりますので
どうぞお付き合いくださいませ。


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